キリスト教の神でも
仏教の神でも
イスラム教の神でも
ユダヤ教の神でもなく
私たち全人類の神に捧げます
私たちが求める平和は
キリスト教徒だけの平和でも
仏教徒だけの平和でも
イスラム教徒だけの平和でも
ユダヤ教徒だけの平和でもなく
全人類のための平和なのです
私はこの平和の祈りを
私たち自身の内に存在する神に捧げます
私たちを幸福と喜びで満たし
より完全な人間へと導いてくださり
私たちの人生が
全人類への愛の表現であると教えてくださる
神に捧げます
いずれの宗教も他のどんな宗教よりも
優れているということはなく
またいずれの真理が他のどんな真理よりも
正しいということはなく
どんな国家も
この地球より大きいということはありません
全人類がささいな制約を乗り越えられますように
そして私たち全人類はひとつであり
みな地球に生まれて地球に住む者ものであり
インド人や韓国人やアメリカ人である前に
すべて地球の人間であることを悟ることができますように
神が創造されたこの地球を
私たち全人類は繁栄させなければなりません
そのために私たちは
国家、人種、宗教にも縛られず
地球人としての悟りのもとに
そして私たちに継承されてきた霊的な心において
私たちは本当にひとつであることを認識すべきです
私たちは全人類のために許しを請います
宗教が原因となって傷つけられてきた人々のために
私たちはその人々の傷を癒すことができるように
いま、互いに誓いを立てましょう
そして利己主義や排他的な競争を超え
神のもとでひとつとなって前へ進んでいくことを
互いに誓いましょう
私はこの平和の祈りを
全能の神であるあなたに捧げます
私たちが自らの内にいるあなたに気づき
いつの日かひとつになった誇りを持って
あなたの前に姿を見せることができますように
私はこの平和の祈りを
すべての地球の仲間たちとともに
地球の永遠の平和のために捧げます
弘益人間 理化世界
「平和の祈り」は、2000年8月28日~31日に国連で開催されたミレニアム世界平和サミットにて一指 李承憲(イスンホン)氏によって語られた詩です。
このサミットには、宗教や思想、人種の違いを超えた
世界の宗教家と精神指導者約1000人が参加しました。
サミットの初日、「世界平和のための祈りの日」というテーマで
瞑想と祈りの時間がもたれ、そこで読まれた文章です。
一指 李承憲(イスンホン)先生は私がとても尊敬している先生です😃